神々への祈りの旅
コロナ、コロナ……で世界中大変な情況の中、四月一日~二日に、大和の地へ出かけました。
目的は世界大浄化の後、始まる調和共生の時代、その國造りがスムーズに行われます様、祈りの旅でした。
㈠橿原神宮では初代天皇の國造りの目的「八紘(はっこう)一宇(いちう)」の精神(世界中が家族の様に仲良く暮らす)を再認識し、決意。
まさしく調和共生の時代です。「地球の救われはヨガにある」と言われた故沖正弘先生の言葉通り、この難局を皆で助けあい、知恵を出しあい、乗り切っていかねばなりません。まず社会の単位であり、生命の原点である家族・家庭を見直し、仲良く暮らして下さい。
今度の疫病禍では天皇陛下もさぞかしご心痛あそばされ、ご懸命に祈られていることでしょう。
「生命即神」生命を大切に生命がよろこぶ事をして生活しましょう。衣食住を見直して、無理、無駄を省き、これを機会に簡素化する事も大切だと思います。まず食べ過ぎないことですね。魂、生命のよろこぶ食事は米と野菜、海藻、小魚、無添加の味噌醤油等の発酵食品です。
道場の水晶は淡い青紺色に輝く日が多くなり、輪は九本に増え、縦の輪もはっきり現れ、次元が九次元になった様です。そのステージで生活を楽しむ準備をして下さいね。
㈡大和(おおやまと)神社の御祭神(神武天皇の國造りに力を発揮された國魂大神)に御挨拶。
御魂がそれぞれ力を発揮、國造りに何が出来るかを自覚して参加出来る様、祈ってきました。又、戦艦「大和」の戦没者に対して、「今幸せに過ごせるのは皆さんのお陰です」と感謝の氣持ちを捧げてまいりました。
㈢石上(いそのかみ)神宮(日本最古の神社)の御祭神布都(ふつ)大神にすべての日本人への鎮魂の祈り。
神話の世界を想い出して下さい。伊邪那美が火の神を生んだ後、黄泉の國へ旅立ちます。伊邪那岐は、自分は嘆き悲しんでいるのに元氣な火の神が憎らしくなり、カッとなって刀で切り落とします。その時に「ブスッ!(ブツッとかフスッ)」と音がして、刀に布都の御魂が宿っているのです。
一騒動終えると、伊邪那岐は遠くを見つめ何か考えている様子。ふと我に返って「伊邪那美に会いたい」と小さな声でつぶやかれたのです。
そこで布都大神は鎮魂の神と言われています。
私達のあるべき姿(すがた)、相(すがた)は、御魂が丹田に落ち着いて、安定している状態です。
カッとなったり、悲しんだり、ムカッとなったり、イライラしたり、心配したら、上半身が、特に肩首が凝り、咽喉の働きが鈍ります。すると、コロナに感染して症状が重くなる可能性があります。感情的になってしまったら、反省、ごめんなさいと言って、長~い「ひ~ふ~み~」の呼吸をして肩の力、呼吸の力を抜いて、下腹で自然呼吸が行われるまで続けて下さい。
㈣箸墓古墳、黒塚古墳にも足を伸ばしました。
沢山の鏡が出土したことから、卑弥呼の墓であろうと言われています。桜の花も青空に映えて素晴らしく、古代のロマンに身を置いて、ゆっくり、ゆったり、のんびり、神々と過ごした二日間でした。
横隔膜から上は見えない世界です。決して力を入れず、今までの我ん張る生き方はやめて、足に力を入れて踏ん張る生き方に変えましょう。足もみをして足を磨いて下さい。魂磨きに通じます。「足るを知る」生き方に変え、努力工夫してすべてを生かす事。
すべて「自己責任」である事を覚悟して生きていきましょう。覚悟が決まると不思議に肚(はら)に力が入りますよ。足腰肚に力がこもると上半身の力が抜けて、咽・肺などの働きが良くなります。
コロナに対しても敵視しないように「教えてくれてありがとう」です。あまり怖がらないで、でも氣をつけてお過ごし下さいね。
お会い出来る日を楽しみにしています。